こんばんは横浦です。
高齢者の賃貸住宅探しは難しい、とよく聞きます。
さまざまな理由があると思いますが、今日はハード面の問題点について。
当社ではお問い合わせが多くありませんが、豪雨災害の際には多くの方がみなし仮設住宅へ入居されました。
みなし仮設住宅では賃料負担がなかったので大きな問題になりませんでしたが、収入が限られるとその中でやりくりすることになるため、希望される賃料がある程度絞られます。
その中のいくつかご案内したことがありますが、実際にお部屋に入ってみると問題点が出てきました。
まずは玄関の段差。ドアの敷居がありますし框が高い。しかし框が低いと逆に靴が脱ぎにくくなります。
また脱衣所が廊下より高くなっているアパートもありますし、お風呂もしかり。浴槽のエプロン部分が高すぎて入りにくかったり、浴槽が深すぎて危険だったり。
築年数が経ったアパートほど段差が多いんですよね。
手すりが欲しいところですが賃貸の場合は勝手に付けられませんし、やはりこういった点は実際に見てみないとわかりませんね。
万が一事故になった場合、駆け付けてくれる身内の方が近くにいればいいですが、その辺りも考えておかなくてはいけません。
入居に際して連帯保証人や保証会社、見守りサービスなどのソフト面は充実してきています。しかしハード面を見ると、改修工事の補助金制度などありますがまだまだといった感じですね。
長年住み慣れた家だといいのかもしれませんが、違った場所に住み替えると慣れるまでが大変です。
アパートをお考えの際には、必ず見学してから検討してください。
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住まいるステーション 西日本開発株式会社
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